【書評】資本主義だからこそ競争してはいけない!「ZERO to ONE(ゼロ・トゥ・ワン)」〜ピーター・ティール著〜

ピーター・ティール ZerotoONE 起業

どうも、はらぺこぞうさんです。

きりんたんがこないだホットケーキを焼いてくれたのですが、
厚めのホットケーキを作ってくれたんですよ。

そしたら中が半ナマだったのですが、
これがまた美味しかったんです。

 
中身半ナマホットケーキは初めて食べたのですが、
食感も不思議だしなんだか美味しい。

きりんたん
きりんたん
みんな幼少期に親の目を盗んで生の生地舐めるものだと思ってた。ぞうさんの育ちの良さを感じて欲しい。

 

お腹には良くない説もあるのでオススメはできませんが・・・

美味しいよ、うん。

 

さて、今回は書評記事です!

読んだ本はピーター・ティール氏が書いた「ZERO to ONE(ゼロ・トゥ・ワン)」。
 

 
 

著者のピーター・ティール氏とは

ピーター・ティール氏を調べてみようとすると、
こんな本も出てきます。

アップル創業者であるスティーブ・ジョブズ氏や、
フェイスブック創業者であるマーク・ザッカーバーグ氏を超える男という文字がインパクト大ですね。
 

そんなピーター・ティール氏がどんな人かというと、
PayPal(ペイパル)の創業者であると言うと1番わかりやすいのではないでしょうか。
 

PayPalとはオンライン決済サービスを提供している会社ですが、
個人でビジネスしている方などは結構お世話になることもあると思います。
 

ぞうさんも以前有料のオンラインコミュニティを運営していたのですが、
その際の会費決済でPayPalを利用していました。
 

ぞうさん
ぞうさん
定期決済などもできるし便利だよ

 

PayPalは外貨で受け取ったものをPayPalのアカウント内でパッと日本円に換金したり、
銀行口座への出金も比較的スムーズに行ってくれるので非常に重宝します。

 

創業当時はまだオンライン決済という概念があまり普及していなかったため、
ものすごい勢いで成長した企業ですね。
 

ペイパルマフィアのメンバーがえげつない

ピーター・ティール ZEROtoONE 起業家

ペイパルは5人のメンバーによって創業されているのですが、
そのメンバーの顔ぶれが豪華極まりないんです。
 

その顔ぶれは「PayPalマフィア」と呼ばれています。
 

ぞうさん
ぞうさん
それくらいインパクトのある集団だったんですね。

 

その1人がピーター・ティール氏だったわけですが、
ピーター・ティール氏以外のメンバーには

PayPalマフィア

  • イーロン・マスク
  • チャド・ハーリー
  • ジェレミー・ストップルマン
  • リード・ホフマン

らとなっています。
 

ぞうさん
ぞうさん
錚々そうそうたるメンバーですよね。
きりんたん
きりんたん
誰…?ってなった人も安心して欲しい。きりんたんも分からないから。

特に有名なのはスペースXやテスラ・モーターズを創業したイーロン・マスク氏

みんな大好きYoutubeを創業したチャド・ハーリー氏ではないでしょうか。
 

そんなえぐい面々の一角を担うのがピーター・ティール氏というわけです。
 

そんなピーター・ティール氏が執筆したのが
「ZERO to ONE(ゼロ・トゥ・ワン)」です。

 

ぞうさん
ぞうさん
たまたまぞうさんの友達がうちに置いてった本なのですが、
気になったので読んでみたら面白いこと面白いこと。

「資本主義=競争」ではない

ピーター・ティール 起業 書籍

日本含め、世界はほとんど資本主義社会で成り立っています。
 
資本主義社会ではより良い商品やサービスなどを開発し、
各企業が日々切磋琢磨して競い合っている・・・

そんなイメージが強いのではないでしょうか。
 

ぞうさん
ぞうさん
ぞうさんはそう思ってた

 
しかし、ピーター・ティール氏は全く逆のことを言います。
 

資本主義だからこそ、競争しちゃいけない。
資本主義と競争は対極にある、と。

 

 
資本主義と競争は相反するもので、
競争はお互いの利益を食い合うだけのものと言うわけですね。
 

何かビジネスを思いついて進めていく際、
そこに競争があるならそれは良い企業・ビジネスとは言えないんです。
 

そこに競争がない、他の企業がまだ気付いていない、
まだ誰も行っていない事業こそ取り組む価値があるというわけです。
 

そういう意味で、
ピーター・ティール氏は「独占企業になること」が大事だと言っています。

独占企業を目指す

ピーター・ティール 起業 書籍

「独占」というと、日本では独占禁止法などがあるし、
あんまり良いイメージが沸かないですよね。
 

ここで言う独占とは、独占禁止法が定義するものとは異なります。
 

独占とは、
まだ誰も世に送り出していない価値を創造し、
市場で唯一無二の存在になる

という意味です。
 

今で言えば、GoogleやAppleなどは独占企業と言えます。

検索エンジン業界ではGoogleの右に出るものはいないですし、
Appleの製品であるiPhoneやiPadなどもAppleならではの魅力がありますよね。
 

逆に、独占企業にならないと長く大きく繁栄し、発展していくことはできないんです。
 

競争していくとなると結局は利益の食い合いになるので、
生きていけたとしても大きく繁栄していくことは難しくなります。
 

独占企業の条件

ピーター・ティール氏は独占企業の条件をいくつか挙げています。

 
それは

  • プロプライエタリ・テクノロジー
  • ネットワーク効果
  • 規模の経済
  • ブランディング

です。
 

プロプライエタリ・テクノロジー

要するに優れた技術やモノがあるかどうかということ。
 

ピーター・ティール氏は2番手よりも少なくとも10倍以上は
優れていないとダメ
だと言っています。
 

2番手よりも10倍以上優れたサービスなどを
作るのは簡単ではないですよね。
 

そういう意味でも、すでに市場にあるモノではなく、
全く新しい何かを発明するのが独占企業になるには1番理想的というわけです。
 

ネットワーク効果

ネットワーク効果は利用者が増えれば増えるほど利便性が高まるものです。
 

今となっては創造しにくいと思いますが、
インターネットもそうですね。
 
仮にインターネットを使っている人が10人だったらどうでしょうか?
 

10人しか使っていないならWEB上の情報なんてたかが知れていますよね。
 

しかし、利用者が1,000人、1万人、100万人、10億人・・・

と増えるにつれ、インターネットの利便性というのは飛躍的に高まります。
 

たくさんの人が利用しているからこそ、
私たちはインターネットから様々な情報を得ることができるのです。
 

こういったものをネットワーク効果と呼んでいます。

規模の経済

経済規模がどんどん大きくなれば
企業の固定費というのは必然的に下がりますよね。
 

例えばTwitterというサービスを作るのに1,000万円かかったとします。
(エンジニアへの給料や設備など必要経費などなど)

で、Twitterの利用者が1万人でも1億人でも、
その固定費ってあんまり変わらないわけなんですよ。
 

ということは、利用者数がどんどん増えれば
必然的に固定費の割合が小さくなり、経営的にも上手くいくことになります。
 

こういった利点がビジネスモデルにあるかどうかということですね。

ブランディング

ブランディングは1番わかりやすいのではないでしょうか。

ただ、注意しなくてはいけないのは
ブランドだけ押し出していたのでは意味がないということです。
 

どれだけ魅力的なブランドだったとしても、
本質が備わっていなければ繁栄していくことはできません。

 

 

小さい市場から始める

ピーター・ティール 起業 書籍

さらに、ビジネスをスタートする際は小さな市場から始めるべきだと
ピーター・ティール氏は言います。

 
独占企業を作るには市場を支配することが肝になりますが、
大きな市場ではその分支配するのが大変です。
 

小さな市場から着手し、
そこを独占したら隣の市場へ進出し、
徐々に独占地を増やしていくようなイメージですね。
 

小さな市場はニッチなところとも言えますが、
そういったところはまだ誰も参入していない部分もたくさんあるはずです。
 

そういうところでファーストペンギンとなり、
そのまま独占権を打ち立てられたら強いですよね。
 

「始まり」の大切さ

ピーター・ティール 起業 書籍

小さい市場で始めることは何よりですが、
やはり何事も始めが肝心です。
 

着手する市場に加え、
誰と始めるか」も非常に大事な要素になります。

 
ピーター・ティール氏は
最初は取締役は多くても3人までにすべきと言います。

 
多いと意思疎通が取れなくなり、
機動力が失われます。
 

さらに、役員報酬は最初は特に少なくするべきです。
 

最初から役員報酬など給料を多くしてしまうと
結局資金が回らなくなったりビジネスが頓挫することが多いとのこと。
 

 

起業家にはぜひ読んでほしい1冊

以上、ざっくりと「ZERO to ONE(ゼロ・トゥ・ワン)」について紹介しました。
 

ピーター・ティール氏は世界でも指折りの起業家であり事業投資家ですが
そんな彼のスタートアップ理論はこれから起業したりビジネスをやっていく人にとって大事な要素が詰まっています。
 

「まずは始めてみる」という行動力を発揮することもとても大事ですが、
一方で何事もスタート時というのは大切なフェーズですのでぜひ「ZERO to ONE(ゼロ・トゥ・ワン)」に詰まっているエッセンスを活かしてみると良いのではないでしょうか。
 

こちらで簡単に書いたこと以外にも、
面白いことがたくさん書き記されているのでオススメです。

きりんたん
きりんたん
ビジネスって難しいんだなあ

 

ぞうさん
ぞうさん
ビジネスを始める時点で問うべき「7つの質問」とか面白かったですよ〜