今日はタピオカを我慢しました。きりんたんです。
着物がほしくてほしくて…タピオカ2杯分の値段で買える着物もありますからね……
さてこのブログ、そもそもはカップルブログで、なおかつマッチングアプリで出会う恋愛をおすすめするブログでした。
面影ないよね。でもやっぱり雑記ブログにすると自分たちが学んだことをバンバン発信できて楽しいし、ブログのネタにするという名目で堂々と調べ物できます。
最近のきりんたんは着物にゾッコン。着物の記事書きたい。でもカップルブログ要素もほしい…
ということで、恋愛面でご利益のある和柄まとめをしようと思います。
和服の柄といえば、最近ではがしゃどくろ柄の振袖を着て成人式に参加した方が話題になりました。
本日成人式です!
ゴフクヤサンドットコムさん(@gofukuyasan )の歌川国芳作、相馬の古内裏の振袖です!!
これを着せてくれてお母さんありがとう。
そして、こまめにご連絡をとってくださったゴフクヤサンドットコムの方々、本当にありがとうございました!#振袖 #歌川国芳 #がしゃどくろ #髑髏 pic.twitter.com/HyR4nHrrh9— 美儚(振袖ツイ・時間頂きますがお返事させてください) (@mi_fi_423) January 13, 2020
どうやら一部では「そんな縁起の悪い柄の振袖で祝いの場に出るなんてけしからん!」という声が上がったのだそう。
ところが実はがしゃどくろって、日本においては縁起のいい柄なのだそう。
まだまだ私たちの知らない意味を持った和柄がたくさんあるはずなのです。
せっかく着るなら縁起のいい柄がいいですからね!ぜひ購入時の参考にしてください。


撫子(なでしこ)

おしとやかで美しい日本女性をたたえる言葉としても出てきますよね。
撫子は、花びらの先が細かく裂けた薄桃色や白色のかわいらしい花です。
その可憐な見た目から、撫子は少女がにこやかに微笑む姿に例えられ「我が子を撫でるようにかわいい」という意味を込めて「撫子(なでしこ)」と名付けられました。
そのため、「愛される」「豊かな愛を育む」という意味合いを持っています。
片思い女子向けな感じですね。もちろん今いるパートナーにずっと愛されますようにという意味も込められますからおすすめです。
お着物の柄としてももちろん可愛いのですが、浴衣の柄として特に人気です。
撫子の花は8~9月に咲きますので、浴衣として着ると季節にも合っていてより一層素敵です。
燕(ツバメ)

ツバメは古くから「幸せを運ぶ」特に「恋を運ぶ」とされてきました。
また、ツバメは雄と雌が交代交代で餌を運んで子育てをする姿から「夫婦円満」「家庭円満」の象徴でもあります。
そう、恋を運んできてくれる上に、円満な家庭を築くところまで面倒を見てくれるすごい柄なのです!
婚活にぴったりと言えるのではないでしょうか?
ツバメ柄は浴衣に多いようです。着物でも、夏用帯が多い。
秋冬に身につけたい場合はかんざしや帯留めで取り入れるといいかもしれませんね。
千鳥(ちどり)

千鳥とは、水辺にいるチドリ科の鳥です。
水辺を群れで飛ぶ様子はとても優美で、昔から衣服などの模様として好まれます。
縁起として一番有名な意味は、「千取り」からくる「勝利」「豊かさ」です。
恋愛的に縁起のいい意味を持つのは、「波」と「千鳥」が一緒に使われている柄。
特に「青海波(せいがいは)」の上を飛ぶ2匹千鳥の様子は「波(=困難)を避けて仲良く飛ぶ2匹」という意味となり、「夫婦の絆」や「家内安全」を表すのです。
波に千鳥の柄は着物・浴衣問わずあまり見つからない上にちょっとお高い様子。
比較的安価な、帯や帯留めで取り入れるのがいいかもしれません。
紫陽花(あじさい)

紫陽花は開花期間が長く、梅雨の長雨の時期でも懸命に耐え忍び美しい花を咲かせることから「辛抱強い愛情」という意味を持ちます。
また、小さな花びらが集まって一つの花のように咲くことから、「家族団らん」「和気あいあい」といった意味も持っているようです。
一方で、成長とともに色が変わっていくことから「移り気」なんていうネガティブなイメージを持っている花でもあります。
しかし移り気かどうかなんて素敵な人に出会えば問題ない!移り気は気合いでねじ伏せろ!!
紫陽花はなんとなく分かると思いますが浴衣の柄としてとても人気です。
涼やかで、しっとりした色気もあり、可憐さも感じる…
「移り気」のイメージは「ミステリアス」に上位互換していきましょう。
もちろん着物もあります!やっぱり色気があって素敵です。
あとこれすごい可愛くないですか?????
紫陽花柄の浴衣にこのイヤリングつけてたらきりんたん、惚れる。
朝顔

朝顔のツルって、しっかりしていて、支柱に強く巻き付いている姿が印象的ですよね。
その様子から、「固い絆」「深い愛情」「あなたに結びつく」という意味を持っています。
七夕の頃に咲く朝顔については「織り姫と彦星の1年に1度の再会を祝う縁起のいい花」ともいうようです。
一方で、朝に咲いて昼にはしぼんでしまう短命な花であることから「はかない恋」という意味も持っているんですね。
一夏の恋で終わらないように注意が必要ですが、夏祭りに着ていけば素敵な恋が始まるかも…??(無責任)
着物もお上品で素敵です。
蝶

蝶紋は振袖にもよく使われるくらい縁起のいい柄です。
芋虫からさなぎ、そして華やかな蝶へと成長していく様子から「健やかな成長」を願う意味があります。
さらに、天高く羽ばたいてゆく様子から「立身出世」の意味も持っています。不死不滅の象徴として戦国武将が好むほどだったよう。
さて恋愛面での縁起ですが、「夫婦円満」が特によく期待されている様子。
これは産卵期を迎える前の雌と雄の蝶は2匹で舞っているところをよく目にするところからきているのだそう。
このような仲睦まじい蝶の夫婦に重ねて、夫婦円満を願う柄の意味があるのですね。
また、生涯同じパートナーと過ごす生き物であることから、「恋愛が長く続く」「幸せな結婚生活が長く続く」という意味も持っています。
結び文(むすびもん)

昔は手紙もおみくじのように結び、「相手に気持ちが伝わり、気持ちが結ばれるように」という意味を込めて相手に渡していました。
これを「結び文(ぶみ)」といって、恋文によく使っていたようです。
そういったところから「縁結び」の意味合いを持った柄として使われているのですね。
また、結びの「むす」は新しい生命の誕生を、「ひ」は霊を意味することから、物事を生み出す力、つまり新しい縁が生まれることを表しているおめでたい柄だと言われることもあります。
比較的フォーマルな着物の柄として使われているようです。浴衣は見つかりませんでした。
まとめ

以上、恋愛運アップを目指せる着物・浴衣の柄まとめでした。
夏祭りや成人式・卒業式は、浴衣・着物・袴など和服で着飾ることが多い場面です。
精一杯のおしゃれに縁起のいい柄が後押しして、素敵な出会いが見つかるかもしれませんね!
きりんたんは普段「ぱっと見かわいいかどうか」で着物の柄を選んでいますが、意味まで考えて選ぶのも楽しそうだなと思いました。より愛着がわきそうです。
先日買ったのはチューリップっぽい柄のお着物(まだ届いていない)なので調べてみたら、「真実の愛」「誠実な愛」なんて意味があるようでした。素敵すぎる。
俄然着るのが楽しみになってきました。元々楽しみだけど。
私はチューリップ柄のお着物を着て愛の伝道師になってきます。
それでは!

