あけましておめでとうございます!きりんたんです!
先日Twitter用に描いたお年賀イラスト、ぞうさんはとても気に入ってくれたようでお仕事のお客さんへも送ったそうです。

…Twitter IDが書いてあることに気づかず……そのまま…………
目次
2020年、新しいことに挑戦をしたい!

今年は2020年ですね。なんてキリがいいんだ。
ガラケーやフィルムカメラのカレンダー機能は、2020年に対応できていなかったりするようです。
東京オリンピックもありますし、嵐も休止ですし、V6は25周年目ですし、なんだか大きな節目の年なんだなあという気がしますよね。
何か新しく始めるにはいい理由になります。よね??
そこできりんたんは、今までずっとやってみたいと思っていた「普段着物」に挑戦したいと思ったわけです。
普段着物とは

普段着物とは、普段着として着物を着ることですね。
着物って現代では七五三と成人式くらいでしか着ないですよね。でも、もともとは日本の伝統的な普段着。現代人だって普段から着物を着ることができると思うんです。
Twitterでも、#普段着物、#着物女子などのハッシュタグで見ることができます。
これがすごくかわいいんですよね。お洋服に比べてお着物のほうが奇抜な柄もさりげなく、おしゃれに取り入れられるように感じます。

洋服と合わせて着たりすると、これもまた独特な雰囲気でかわいい。
自分で着付けができるとどんなメリットがある?

普段着として着物を着るための一番のハードルは、「セルフ着付け」だと思います。
基本的に誰かに着せてもらうものというイメージが強いですよね。
でも、今はYouTubeを漁れば着付け動画がたくさん出てきます。
難しいところも何度も繰り返し確認できる。意外とできるものですよ。
そして、自分で着付けができると得することもあるのです。
お金が浮く
きりんたんは元々ケチケチした性格で(大声で言うことではない)自分でできそうなことにはなかなかお金をかけられないタイプ。
だから、夏に浴衣を着てお祭りに行きたいと思っても、着付けしてもらいに行ったりしたくなかったんですね。
そこで数年前から、「GRLで着物を買い、YouTubeを見ながら自分で着付ける」ということをするようになりました。

これだと着物代4,000円程度で済みます。やったぜ。
調子に乗ったきりんたんは、大学の卒業式でもお金を浮かそうとします。
袴一式はネットレンタル(10,000円弱)で手に入れ、メイク・ヘアセット・着付けをすべて自分で行いました。

袴の着方もYouTubeで探しました。
大学の卒業式に袴着て10,000円かからないって、めちゃくちゃお得だと思います。
気崩れが怖くない
どうしても和服は着慣れていないと動いているうちに崩れてきますよね。
着付けのやり方が分かっていないと、崩れたらそこで終わり。絶望。って感じになります。
自分で着付けができれば、「まああとで直せばいっか~」と気軽に過ごすことができるのです。
きりんたんは大学の卒業式で袴の結び目がほどけてしまった子を2人お助けするなどしました。
セルフ着付けは、ちょっとデメリットもある
デメリットとしては、「うまく着れないこともある」ということ。
やはり着付け教室などで個別指導してもらうのとは違って、自分一人でやることになるので、間違って覚えてしまうこともあります。
きりんたんは卒業式で袴を着た時、長襦袢と振袖の締め具合が違ったからか、長襦袢の袖が振袖の中に納まりませんでした。

これがいくら袖の中に納めても数秒後には勝手に出てくる。
するとその袖が大学の先生の目に留まり、
「あなた!!こんなの下着を晒しているのと一緒ですよ!!みっともない!!」
とめちゃくちゃしつこく怒られました。しつこかった。
そんなわけできりんたんのモノグサ着付けに倣って独学で着付けを覚え、着物警察に絡まれたとしてもきりんたんは一切の責任を負いません。ご了承ください。
着物警察にさえ遭遇しなければ楽しいことしかないよ。
着物デビュー、最低限用意するものは何?

さて、普段着物やりたい!と思ったときの疑問は「何をそろえればいいの?」だと思います。
これに関してはきりんたんもよくわからないままやってます。
モノグサさんのためにきりんたんが揃えたものをご紹介しますが、これを使った着方が正しい着物の着方だと思わないでください。怒られる。私が。
最低限!これだけあれば普段着物デビュー
- 着物
- 帯(名古屋帯)
- 帯締め
- 帯揚げ
- 帯枕
何となくわかる人は「いやいやいや!」ってなるかと思います。
ちゃんと着るならもっといろいろ必要です。
長襦袢、半襟、襟芯、帯板、草履、足袋、腰紐、伊達締め……
でもこれ全部そろえると結構厳しいお値段になるんですよ。金ないなら着るなっていうことなのかもしれないですけど、着たいものは着たい。何事も経験。
ケチケチきりんたんは、いろいろなものでこれらを代用します。
襦袢 | タートルネックやレースブラウス、ワイシャツなど (裾よけ?知らない子ですね) |
---|---|
半襟・襟芯 | なし |
帯板 | ダンボール切ったやつ |
草履・足袋 | 靴(ブーツが可愛い)・靴下 |
腰紐・伊達締め | 荷造り用のひも |
(帯枕も最悪タオル。帯締めもかわいい紐でどうにかなる。)
いや酷い。酷いんですけど、とりあえずこれでも誰かに「それおかしくない?」とは言われませんでした。
着物って高くない?どこで買えるの?

着物ってすごく高いイメージがありますよね。
一枚ウン十万円…みたいな。
もちろんそういういい着物を着ることで気持ちが上がるというところもあるとは思いますが、お金は有限です。
まずは古着屋さんで探してみましょう。
お店にもよりますが、1,000円程度で買えることもあります。
きりんたんが今回着物を購入したお店は「福服」さん。
「日本一敷居の低い着物屋です。」とあるように、本当に安くて購入しやすい。
店舗は新宿ですが、通販も行っています。要チェック!
サイズも種類もわからないよ!
サイズやお着物の名称についてですが、きりんたんもよくわかりません。
でもよくわかってなくてもこれだけ着れるんですよ。あんまり深く考えなくてもいいのではないでしょうか。
特に女性の場合はおはしょり(帯の下から出てるアレ)を作るので、ちょっと大きかったりしてもどうにかなります。
目安のサイズ表記は福服さんのものが分かりやすかったため、ご紹介します。

着物の種類としては、TPO別に色々別れています。
黒留袖 | 既婚者女性の第一礼装 |
---|---|
色留袖 | 黒留袖の色物版 紋の数によって格が決まり、黒留袖と同じ格式のものと、やや格下のものに分けられる |
振袖 | 未婚女性の第一礼装 |
訪問着 | 色留袖の次に格の高い着物 フォーマルな場に相応しい |
付け下げ | 訪問着の柄をシンプルにした着物 |
色無地 | 準礼装に相応しい色無地には三つ紋、略礼装に相応しい色無地には一つ紋が入っている |
小紋 | 遊び心のある柄が着物全体に広がった普段着 |
「小紋」を買うのが、普段着物としては適しているようですね。
うーんこれ普段着でいいやつかな?と思ったら店員さんに聞くのがいいと思います。
おすすめセルフ着付け動画の紹介
浴衣も着物も、ほぼ着付け方は同じです。
違いと言えば浴衣は長襦袢を着ない、浴衣のほうが足首が見えるように着る傾向がある、くらいですね。
長襦袢の着付け
補正
着付け
明るくて見やすい!浴衣だけどおすすめ!
めちゃ丁寧に教えてくれる。
帯の締め方
まとまっていて見やすかったです。
やはりとても丁寧。
和洋MIX「着物スカート」はもっと楽だよ!
袴を着るように、着物とスカートを合わせるのもちょっと明治・大正の書生っぽくて可愛いのですよ。

しかも足元が洋服なので歩きやすい動きやすい!
新しく必要なものは着物のみです。あとは洋服です。
ちなみにスカートの内側はこんな感じ。

普通に着た後、着物の裾を上に折り曲げて荷造り用の紐で結びました。汚い。
着物を気軽に楽しもう!

以上、どこかから怒られそうな、超ラフなお着物のススメ記事でした。
きりんたんは一度もお着物の着付けを習ったことはありません。着物の各部位の名称とかもさっぱりです。
ただ見た目がかわいいな~というだけでも、ここまで着れるし楽しめるんですよ。

もし「ひとりじゃ無理!」ってなったら、素直に着付け教室に行くのもいいですね。確実に身につくはずです。
きりんたんとぞうさんの大好きなSOW EXPERIENCE(ソウエクスペリエンス)でも、着付けのサービスを扱っています。

ぜひぜひ皆さんも着物を着てお出かけしてみましょう!