もうそろそろ看護業界の人に怒られそう!きりんたんです!
たった3ヶ月でリタイアしたのに元看護師とかいうな!とそろそろどこかから怒られるのではないかとひやひやしています。
でも一応看護が好きで3年間勉強したんですよ。そりゃあ楽しく看護師として働き続けられたらよかったのにとも思っているわけです。
お絵描き生活のほうが圧倒的に私の身体には合っていますね。泣くこともだいぶ減ってハッピージャムジャム最高。
さて他記事でもご紹介しましたがきりんたんはココナラでお絵描きのお仕事を受けています。

先日依頼してくださった方がなんと出産後お子さんがNICUに入院した経験者とのこと。
私も三か月NICUに通った身ですので運命を感じました。
というわけで、ご紹介します。
NICU:新生児集中治療室

目次
井の中のblog


なんと1990年生まれ。ぞうさんと同い年です。
きりんたんはこちらのカエルとマンボウのアイコンのイラストを描かせていただきました。
きりんたん、実はこういうリアルめな絵とかシュールな絵のほうがより一層力を発揮するタイプ。
昔は何を描いても「シュールだね~」と言われました。私は可愛いと思って描いてるんですけど。
今のところ通常記事にはアイコンは登場していない様子です。
プロフィール記事限定!要チェック!
仮死状態での出産
かえるさんの赤ちゃんは「新生児仮死」の状態で生まれたのだそうです。
15分ほど自発呼吸がなく、低酸素虚血性脳症となりNICUへ搬送されたようです。
赤ちゃんの低酸素虚血性脳症とは?低体温療法はどんなことをする?/井の中のblog
これを読んで「ほへ~そんな大変なこともあるんだなあ」なんて他人事に感じた方もいるかもしれませんね。
なかなか妊娠出産に関係する詳しいことは義務教育で教えてくれるわけでもないですし、比較的「みんな普通にやっていること」というイメージもあるものだと思います。だから仕方ない。
けど、意外と「普通にできること」ではないですし、入院が自分の身にも降りかかるかもしれないのですよ。
その時のために、ある程度知識をつけておくことも大切だと思います。
低出生体重児は意外と多い
ちょっと古いデータですが、厚生労働省の資料では年々低出生体重児の割合が増えているのが分かります。

低出生体重児:出生時の体重が2500g未満の赤ちゃん
これの原因の一つは女性の低体重化があります。
芸能人がものすごい体重管理で出産後もスッと元のスタイルを取り戻していたりして、「産後太りたくない!無駄な肉付けないように妊娠中から頑張ろう!」という人が増えているんじゃないでしょうか。
健康な赤ちゃんを産みたい、と思うのであれば、適切な体重増加を目指していたほうがいいですね。
双子ちゃんもほぼ確実にNICUへ入院する
多胎児の出生率は2014年時点で1.9%。
年間約2万人ほど双子を産んでいるようです。
きりんたん母の知り合いには一回目の出産で双子を産み、二回目の出産でも双子を産み…
二回の出産で赤ちゃんが4人になった、なんていう人もいます。
きりんたんが看護師をした3ヶ月の間でも双子ちゃんは最低1組必ずいるような状態でした。
NICUってどのくらいで退院できるの?
そんな意外と身近なNICU、もし入院したらどのくらいの期間赤ちゃんと離れ離れなんだろう…と不安にもなりますよね。
ただ、こればっかりは病状によるので「〇日くらい!」とは言えません。
新生児黄疸というのが必ず赤ちゃんには起こり、数日間肌がすごい黄色くなるんですが、この時に上昇する「ビリルビン」の値が基準値を超えるとNICU(GCU)に入院することになったりします。
GCU:新生児回復治療室
しかしこれ、「意外と上がらなかったね~よかったね~」なんて言って翌日には退院しちゃうこともあります。
一方、超低出生体重児(1000g未満)は数か月入院したりします。
その他にもいろいろな病気・状態があり、赤ちゃんの個人差も大きいものなので退院の目安というのは断言できないんですよね。
入院費用は?
NICUの入院費用は1日8~10万円。
高い!と思うかもしれませんが、さすが日本。全額負担にはなりません。
2000g未満で生まれた子には、養育医療で健康保険の自己負担分が給付されるんですね。
養育医療の自己負担額は所得によって変わりますが、その分も自治体によっては負担してくれたりします。
出産育児一時金というものもありますし、病院や自治体に相談すれば色々教えてくれるはずです。
妊娠出産は不安がいっぱい
妊娠出産に関しては入院以外にも不安なことがいっぱいあると思います。
なかなか妊娠できないとか、生理が不順なのに妊娠できるのかとか、陣痛はどれくらい痛いんだろうとか、出産後の生活はどうなるのかとか…
その辺に関してはきりんたんも未経験なので正直わかりません。
最近は「彼女が妊娠出産に前向きになれなかったから離婚につながった」なんて報道が物議をかもしたりしています。
仕方ないですよね、出産したら何もかも環境が変わりますからね。
男性も女性も、もっと妊娠出産についてのイメージが具体的になるといいのかなと思います。
そのためにできる一番お手軽なことは「経験者の話を聞く」ですよね!
お母さんの話を聞いてみたり、井の中のblogを読んでみたり。
そういうことです。ぜひ読んでみてください。

